家での学習が出席扱いになるとすごく助かる!
出席扱いにできるタブレット教材ってあるのかな?
小中学生のICT教材(タブレット含む通信教材)の出席扱いについては文科省の通知で認められています。
(高校のICT教材による出席扱いは認められていません)
出席扱いの要件はさまざまありますが、文科省の通知を読む限りタブレット教材は出席扱いが可能に見えます・・・
しかし!!
残念ながら、前例のあるタブレット教材は少ないです。
本記事では
- 出席扱いの前例があるタブレット教材
- 勉強の好き嫌い(得意不得意)別おすすめ教材
を紹介します!
出席扱いの要件・注意事項は↓こちらの記事でご確認ください。
\ タブレット教材を比較 /
出席扱いできるタブレット教材は『すらら』
出席扱いの前例があるのは『すらら』です。
約7割のお子さんが出席扱いにできたという実績があります!
その他、大手タブレット教材に問い合わせしましたが、出席扱いの前例は確認できませんでした…
教材名 | 出席扱いの前例 |
---|---|
すらら | 公式の前例 6〜7割 |
スタディサプリ | 非公式調査 SNSで数件 |
デキタス | 確認できず |
スマイルゼミ | 確認できず |
進研ゼミ | 確認できず |
Z会 | 確認できず |
ネットの松蔭塾 | 確認できず |
現状、出席扱いに強いと言えるのは『すらら』一択です。
他の教材は、SNSで数件ほど出席扱いになった例を見かけたりもしましたが、公式で前例を確認できないのが現状です。
スタディサプリは、公式の前例は確認できませんでしたが、SNSで見つけた事例は他の教材より多め。
また、都の公式オンライン教材に指定されていることも踏まえ、△評価としました。
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すららで出席扱いにならなかったケースとは?
すららで7割のお子さんが出席扱いできたということは、3割の出席扱いが叶わなかったということ。
その理由をすららに問い合わせてみたところ、以下の回答が返ってきました。
①校長、教育委員会の担当者の不登校に対する理解がないケース
学校に来ることだけが是であるという認識から抜け出せていない方もまだ一定数いらっしゃるよう…
②要望が高いケース
すららを学習することで出席扱いにはなりますが、それだけでは成績はつきません。
(テストを受けてもらう必要があることが多い)
成績がつかないのであれば出席扱いの意味がない、ということでチャレンジせずにやめる方もいるとのことです。
③本人の希望がない
お子さん本人にその気がないケースもあります。
特に学校に行っていないことに罪悪感を感じてしまっていて、まだ勉強に気持ちが向いていないお子さまに多いようです。
『すらら』のメリット・デメリット
出席扱い実績・サポートともに強いタブレット教材『すらら』。
教材として、他にどんなメリット・デメリットがあるのお話ししていきます。
メリット【7つ】
- 学年にとらわれずに学習できる『無学年方式』
- 『継続率89%』の安心実績
- AIによる『つまずく原因』の分析
- 飽きさせない『ゲーム形式』の導入
- 『すららコーチ』が出席扱いも徹底サポート
- 『自学の習慣』を身につける環境を作る
- 『発達障害』の対応も◎で実績多数
学年にとらわれずに学習できる『無学年方式』
すららは『無学年方式』です。
不登校の期間が長くなってくると、過去の学年に学習の忘れ物が生じます。
塾や他のタブレット教材では、学年ごとにカリキュラムが決まっていることが多いので、振り返り学習は独学で行わなければなりません。
その点すららは、振り返り学習が可能なのが安心。
「どこがわからないのかわからない」というお悩みも、過去の学年の不明点から発生するものです。
どこまで振り返ればいいかわからない場合は『すららコーチ』が相談にのってくれるのでご安心を!
『継続率89%』の安心実績
すららの継続率は89.1%!
素直にすごいな〜と思うのは、すららは勉強にモチベーションが高いお子さんばかりが集まっているわけではないんです。
勉強に苦手意識があったり、不登校・発達障害などの困りごとがあるお子さんの利用も多いんです。
それでもすららの継続率が高いのは、「一人ひとりに最適な学習」を実践できている証拠です。
AIによる『つまずく原因』の分析
すららは『AI』を用いてつまずきの原因を分析をしてくれます。
さらに、分析結果をもとに、今お子さんに必要な問題を自動チョイス。
テクノロジーの力で、学習の正のスパイラルにのせていくことができます!
無学年方式なので、つまずきの原因が前の学年にあったとしても対応可能です◎
飽きさせない『ゲーム形式』の導入
毎日毎日同じような問題を解いていても飽きちゃいますよね。
でも、そういう時って実は、ちょっとアプローチを変えるだけで飽きから脱却することができたりします。
その心理をうまく利用しているのが『ゲーム形式』の学習法です。
内容は同じようなことでも、出題形式がゲームなだけで一気にやる気が蘇ったりします。笑
また、ゲームはどんどんクリアしていく達成感があるので、集中力も情熱も続きやすいですよ♪
私も学生当時DS(ポータブルゲーム機)の勉強ソフトを使ってました!
息抜きしつつ勉強になるので、ゲーム形式はおすすめです♪
『すららコーチ』が出席扱いも徹底サポート
先ほどから話題に出てる『すららコーチ』は、すららの最大の魅力。
特に、不登校のお子さんと親御さんには心強い味方です。
すららコーチのサポート
- 不登校の出席扱いのレクチャー
- 学習の計画を立ててくれる(どこまで振り返ればいいかなど)
- 親御さんとのLINE・メール連携
すららコーチ:不登校の出席扱いのレクチャー
出席扱いを認めてもらう要件に「親御さんと学校が連携」があります。
しかし、学校主導で出席扱いをしてくれるケースは少ないので、親御さんから話を持ちかけなければなりません。
その時に、すららコーチが「何を話せばいいか」など親御さんサポートをしてくれます!
せっかく自宅学習をしているのに、出席扱いを認めないとなってしまうとお子さんの将来にも響いてきます。
出席扱いのプロがついてることで、他のタブレット教材では前例なしの中、多数のお子さんが出席扱いを実現しています。
すららコーチ:学習の計画を立ててくれる
不登校が長く続いてくると、過去の学年に学習の忘れ物が増えてきます。
また、復学や進学を目指したいと思ったときに、学習が追いついていないことが足枷となり、将来の可能性を狭めてしまうこともあります。
すららコーチは、今できること・できないこと・やるべきことを整理し、一人ひとりに合わせた学習計画を立ててくれます。
お子さんに最適なルートで学習を進めていきましょう!
すららコーチ:親御さんとのLINE・メール連携
すららコーチは、親御さんとLINEやメールを用いて連携をとってくれます。(電話も対応可)
出席扱いの相談だけでなく、ナーバスになっているお子さんとの関わり方、苦痛なく学習へ取り組んでもらう方法などを相談・提案していきます。
不登校問題は、お子さんだけでなく親御さんも苦しむことが多いです。
にも関わらず、親御さんのサポートが手薄になっているのが現状です。
相談する友人がいても、専門家ではないのでアドバイスが逆効果だったり、返答に傷ついてしまったり…
すららコーチはLINEやメールで気軽に相談できる専門家です。
お子さんと親御さんの両方のサポートを行うことで、最終的にお子さんを最適な状態へ導いてくれます。
『自学の習慣』を身につける環境を作る
自学習慣を実現するには、お子さんの『特性』を深く理解する必要があります。
例えば、周りの音に集中力を奪われてしまうタイプの子には静かな環境(またはイヤーマフ)が必要です。
集中が続かず小刻みに休憩をした方がいい子、逆に集中しすぎちゃってダウンしやすい子など、お子さんの特性は千差万別。
自学習慣を身につけるためには、一人ひとりに合った教材を選ぶだけではなく『一人ひとりに合った環境』も重要なのです。
『発達障害』の対応も◎で実績多数
すららは発達障害のお子さんの対応も可能です(専門家監修)。
発達障害が原因(遠因)で不登校になってしまった場合も、安心してください。
私も発達障害のお子さんの指導員をしていましたが、発達障害のあるお子さんとないお子さんとの間に、明確な境界があるわけではありません。
お子さんの特性はグラデーションで、発達障害のお子さんが平均以上に得意なことだってありますし、発達障害でないお子さんでも発達に特徴がある場合だってあります。
すららはその本質を理解しています。
発達障害があってもなくても、『一人ひとりに合わせた学習方法』を作っていけば、学習を理解・継続は可能です。
すららコーチもその点を加味して、相談・提案をしてくれるので、親御さんにとっても心強い味方になります!
すららの『発達障害のお子さん向け』のページがあります。
下のボタンから飛べるので、参考にしてみてくださいね!
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*勧誘はありません
デメリット【2つ】
- 難易度が低め
- 他のオンライン教材より少し高い
難易度が低め
すららは学習難易度が低めです。
受験で言えば、すららを全てを網羅しても、中堅校あたりまでで難関校を狙うのは難しいでしょう。
お勉強が嫌い・苦手意識があるなど、基礎を学びたい場合はすららだけで十分です。
ただ、お勉強が好き・得意・受験をがんばりたい場合は、他の教材との併用をおすすめします(すららは出席扱い用と割り切る感じ)
他のオンライン教材より少し高い
タブレット教材で有名なスタディサプリと比較してもわかるように、すららは少々高いです。
サービス名 | 月額(税込) | 入会金(税込) |
---|---|---|
すらら | 8,228円/月〜 | 7,700〜11,000円 |
スタディサプリ | 1,815円/月〜 | なし |
ただ、背に腹は変えられないのが『出席扱い』の壁。
スタディサプリはオンライン教材の神と言われるほどですし、基礎から受験対策までバッチリ!
・・・ただ、スタディサプリには出席扱いの前例が公式で確認できていません。
▼スタサプの出席扱い調査記事
出席はお金じゃ買えないので、出席扱いを第一に望む場合はすららを選択するのが現実的です。
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【お子さん別】すららをうまく利用するコツ
以上のメリットデメリットを鑑みると…
- お勉強が嫌い・苦手意識あるなど、基礎を学びたいお子さん→『すらら』をじっくり
- お勉強が好き・受験も視野に入れている→『すらら』『スタディサプリ』をダブルで
↑このような使い方がおすすめ。
お勉強が嫌い・苦手意識があるお子さんは『すらら』をじっくり
すららはお勉強が嫌い、苦手なお子さんのサポートに強いです。
出席扱いの実績は十分ですし、安心してすららにじっくり取り組みましょう!
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お勉強が好き(得意)で受験も視野に入れているなら『すらら』『スタディサプリ』をダブルで
お勉強が好き(得意)で受験も視野に入れているお子さんは『すらら』と『スタディサプリ』の併用がおすすめです。
学習難易度を考えるとスタディサプリだけでいいのですが、スタディサプリは出席扱いの前例が公式に確認できていません。
「すららは出席扱いのため」と割り切って、学習の補完をスタディサプリで行うのがおすすめ。
スタサプは基礎から受験レベルまでバッチリ対応しています♪
\ タブレット教材を比較 /
まとめ
本記事では、出席扱いできるタブレット教材を紹介しました。
【要点まとめ】
- 出席扱いの前例が多いのは『すらら』
- その他タブレット教材は前例のないものがほとんど
- 出席扱いを望むなら、『すらら』が現実的
- しかし、すららは学習難易度が低め
- 受験を考えているなら『スタディサプリ』の併用がおすすめ
不登校への理解は昔に比べ深まってきましたが、まだまだシステムが浸透しきっていないのが現状です。
要件を満たすタブレット教材は複数あるものの、前例がないものばかり…
この先、実績が増えていくかもしれませんが、お子さんの1日1日を守るためには待ってもいられません。
現状、タブレット教材による出席扱いを望むなら、前例のある『すらら』が現実的です。
『タブレット教材の出席扱い制度』が、少しでもお子さんの将来のプラスになるように願っております。